【簡単】レモンバームの育て方とハーブバスの作り方
ハーブはハーブティや料理に使うだけでなく、コスメとしても使える万能な植物です。
自分でハーブを栽培したいけれど、何から始めて良いか分からない人、ハーブを育てたけれど使い方が分からない人に向けた記事です。
話題沸騰中のハーブコスメは、簡単に自分で作れます。
レモンバームとは
レモンバームとは、レモンに似た爽やかな香りがするハーブです。
レモンバームの別名は「メリッサ」で、ギリシャ語でミツバチの意味を持ちます。
レモンバームは昔からうつ病の薬剤として使われていました。レモンバームは脳と神経の強化剤です。
香りのいいレモンバームは気分を鎮静化させ、心を穏やかに保ってくれます。
レモンバームの育て方
レモンバームは生育が速く、半日陰でも育てやすいハーブです。
4~5月に種まきを始めましょう。開花の時期は5~8月です。花が咲く前に収穫すると香りの良いハーブが収穫できます。
多年草なので、一度植えたら枯れるまでずっと楽しめるハーブです。
種から育てる
レモンバームの種は15~20℃が発芽に適した温度です。
発芽まで2週間程度かかるので、その間は乾燥させないように気をつけましょう。
育苗箱などで本葉が5~6枚になるまで育て、その後は大きめのコンテナまたは地植えに変えて下さい。
日当たりを好みますが、真夏に直射日光が当たると葉が硬くなるので、コンテナなら明るい日陰に移動させましょう。
挿し木で育てる
レモンバームは気温が高い季節なら、挿し木でもどんどん増やせます。
元となるレモンバームの苗を3/4から半分くらいに切り戻して、脇芽が伸び、茎数が増えたら挿し木に挑戦してみましょう。
挿し木をしたら、土が乾かないように水やりをして半日陰に置きます。水切れしないように管理しましょう。
ハーブバスの作り方
レモンバームの最盛期に生葉を茎ごと収穫したら、お風呂に入れてハーブバスにしてみましょう。
精油成分が蒸気となって立ち上がりリラックスできます。
後始末が面倒な人は、布袋や洗濯用ネットなどに入れてもよいでしょう。
レモンバームはリラックス効果のほか、肌の保湿や調子を整える効果もあります。
使用時の注意
ハーブや精油の中には敏感肌を刺激するものがあります。
精油はとても凝縮されているので、原液のまま肌につける・飲むなどの行為はNGです。
妊娠中の方は芳香を楽しむ程度にし、肌につける・アロマバスに入るのは避けましょう。
まとめ
気分が落ち込んだ時、気持ちを落ち着かせたい時にレモンバームは役立ちます。
レモンバームの香りのお風呂に浸かれば、イライラやストレスが軽減されるでしょう。
余計なものを加えず、安心して使える素材だけで手作りハーブバスが出来上がります。
自分好みにカスタムできる楽しさもありますので、一度手作りハーブバスに挑戦してみましょう。