【簡単】ワイルドベリーの育て方とマウスウォッシュの作り方
「毎日使うケアアイテムは、なるべく添加物の少ないものを」と考えている人におすすめしたいハーブの使い方の紹介です。
マウスウォッシュに使っているワイルドストロベリーには、殺菌作用と収れん作用があります。
ワイルドストロベリーを栽培して、ハーブコスメを作ってみましょう。
ワイルドストロベリーとは
ワイルドストロベリーは野イチゴの一種で、野草での名前は「エゾヘビイチゴ」です。春に白い花を咲かせ、夏から秋にかけて甘い香りがして、真っ赤なイチゴが収穫できます。
ワイルドストロベリーには赤い果実だけでなく、白い果実をつけるものもあるそうです。
ワイルドストロベリーの果実は小さいながらも甘さが強く酸味が少ないので、摘みたての美味しいイチゴが味わえます。
ワイルドストロベリーの育て方
ワイルドストロベリーは通常のイチゴを小ぶりにした、愛らしい姿でありながら鉢植えでも簡単に育つ丈夫なハーブです。
生の葉はお茶にしてもほとんど味はしませんが、乾燥した葉でお茶をつくるとほうじ茶のような風味を楽しめます。
ただし、葉はしおれていく過程で毒性を持つので、充分に乾燥させてから使用するようにしましょう。
植え付け
- 苗の植え付けは、春と秋に行います。鉢に鉢底石を入れてから培養土を入れ、ポットから苗を外して中央に植えます。
- すき間に土を入れ、割り箸などで根鉢の周りをつつきながら、しっかり苗を安定させます。
- 鉢底から流れるまで水をたっぷり与えます。
ワイルドストロベリーは乾燥に弱いので、春~秋は毎日水を与えます。ワイルドストロベリーは根が浅いので、水切れを起こすと枯れるので注意が必要です。
収穫
- 葉の収穫は、晩春に果実が実る前にハサミで切って収穫します。
- 果実は赤く色づいて熟したものから順にハサミで切って収穫しましょう。
- 種まき用の種は、初夏に果実を数個摘みます。乾燥して茶色になったら、紙の上で手でつぶして採種しましょう。
子株の取り方
ワイルドストロベリーの収穫が始まって新しい花が咲かなくなると、株元から長い茎のようなランナーが伸びてきます。
親株に一番近い子株は病気に感染していることが多いので、ワイルドストロベリーは2番目以降の子株を育てるようにしましょう。
ポリポットに土を入れて、ワイルドストロベリーのランナーの子株を乗せます。根付いたらランナーを切って、それぞれ植え付けます。
ワイルドストロベリーマウスウォッシュ
ワイルドストロベリーのマウスウォッシュは歯磨きの後に口に含んですすぎましょう。
口内炎のときには、繰り返し使うのがオススメです。
喉の痛みがつらいときは、ワイルドストロベリーのマウスウォッシュはうがい液としても活躍します。
作り方
今回の作り方では、ワイルドストロベリーのマウスウォッシュが約5回分作れます。
- 鍋に水1カップを入れ、沸騰させます。ワイルドストロベリーを入れてひと煮立ちさせ、完全に冷めるまで蓋をして放置します。
- 茶こしでこして、レモン汁大さじ2杯を加えて混ぜます。冷蔵庫に入れて保存しましょう。冷蔵なら2日間、製氷皿で凍らせれば1ヵ月程度持ちます。
まとめ
ワイルドストロベリーは、初心者でも簡単に育てやすいハーブです。
小さいイチゴが収穫できるので、収穫するのも楽しくなります。
ワイルドストロベリーはそのまま食べても美味しいですが、たくさん収穫できた時はぜひマウスウォッシュを作ってみてください。